いわき市中岡町の「日本料理錦翠」に、まるで水族館のような光景が広がっている。店内を"生き生きと泳ぐ魚"は、日本フィッシュカービング協会員の小玉照夫さん(69)=同市植田町=が木から彫った作品。6月末まで展示予定で、小玉さんは「作品を見て、新型コロナウイルス感染症の影響で疲れた心を癒やしてほしい」と話す。
アユ釣りをたしなむなど魚好きの小玉さんが、魚の木彫り「フィッシュカービング」を始めたのは7年ほど前。孫と釣りに行っても「昔は当たり前のようにいた魚の姿がほとんど見られず寂しかった」。多様な魚たちの姿を子や孫に伝えようと独学で木彫りを始めた。その後、通信講座で木の彫り方や色の付け方などを詳しく学んだ。
作品作りではとにかくリアリティーを追求。天然のアユの輝きや透明感、オイカワの美しい婚姻色など魚本来の色合いを表現するため、何度も色を塗り重ねる。新作「真ダイ&黒ダイ」のクロダイはうろこ1600枚を全て手彫りした。
店内には「真鯉&錦鯉」「ヤガラ&カンモンハタ」などの新作をはじめ、日本フィッシュカービング大会で日本一となった「カクレクマノミ&イソギンチャク」など、海や川などにすむ魚の作品12点が並んでいる。
生きているかのようにくねる体やヒレに、何かを語り掛けてくるような魚の目。小玉さんは「大げさかもしれないが自然保護の大切さを考えるきっかけになれば」と願う。
同店は水曜日定休。営業時間などの問い合わせは同店(電話0246・63・1581)へ。
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May 19, 2020 at 08:10AM
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リアルな魚の木彫り追求 心を癒やして...いわきで展示 - 福島民友
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