この連載を担当し、毎月漁師町に出掛けるようになってから、その町で暮らすネコを探すのが楽しみの一つになった。
ネコは神出鬼没だ。なるべく町を知るためにも自分の足で歩くことを心掛けているが、ネコの居そうな家屋と家屋の狭い隙間(すきま)や物陰をついつい探している自分がいる。
経験としてなんとなくわかったことは、埋め立て地に新設された比較的規模の大きな漁港では、ネコに出会う確率が低いということ。住宅と漁港が近接している昔ながらの漁師町の方が、出会う確率が高い。エサをもらえる機会が多いのだろう。ネコの生活圏は、人の暮らしと密接に関係しているのだ。
ある漁師町では、細い路地に面した家屋の軒下に、小さな器が並んでいるのを発見した。そのうちのひとつには水が張られている。そう、これは間違いなくネコの食事場だ。通りがかった時にネコの姿は見えなかったが、近くのお寺の門前で人懐っこくおなかを見せてゴロゴロしているネコに出会った。この警戒心のなさは、普段から町の人に優しくしてもらっているのだろう。こんな風景に出会うと、その町の好感度がぐっと上がる。
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May 15, 2020 at 02:47PM
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旅ゆけば漁師町:ネコが物語る暮らしと人情 - 毎日新聞
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