県内の新型コロナウイルスの感染者は、二十一〜二十七日の直近一週間で二百八十一人となり、前週(十四〜二十日)の三百三十八人を下回った。銚子市では水産加工施設の従業員とその家族でクラスター(感染者集団)が発生した。県内有数の水揚げを誇る漁師町だけに、関係者からは「さらに感染が広まってしまったらどうなるのか」と不安の声が上がる。
クラスターが発生したのは県漁業協同組合連合会が運営する銚子水産加工センター。二十一日までに従業員八人の感染が確認され、十九日から休業している。
県漁連によると、同センターはライン作業でイワシやサバなどの切り身を袋詰めしたり、冷凍したりする工場。県漁連の担当者は「対策をしてきたつもりだが、地域の皆さまにもご迷惑を掛けて申し訳ない」と話した。今後は更衣室や食堂の利用時間をずらすなど従業員同士で近づく機会を減らすという。
銚子市内の感染者は十三日までは八人だったが、十四日以降に急増し、二十七日時点で三十七人に上る。感染が急増している要因について、県疾病対策課の担当者は「家族や親族間の感染が多い」と話す。同センター従業員の家族で県立銚子高校の二十代女性教諭も感染し、同校は二十四日まで休校した。
本格的なサンマ漁のシーズンを前に、国内有数の漁師町に不安が広まっている。銚子市漁協の関係者は「感染拡大で出漁できないことだけは避けたい。何とか収まってほしい」と話す。 (山口登史)
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