青森県弘前市の観光施設・津軽藩ねぷた村は、大間町でまちおこしや観光などを手掛けている会社「Yプロジェクト」と共同で「大間のマグロねぷた」を制作した。大物を揚げる漁師のように強運を引き寄せたい-との願いを込めて企画。今月から販売している。
制作は、県産業技術センター水産総合研究所や同町のマグロ漁師らのアドバイスを得ながら行った。約9カ月の試行錯誤の末、金魚ねぷたの丸い形を生かしながらも、マグロの尻尾にある突起「小離鰭(しょうりき)」や体のバランスを忠実に再現したマグロねぷたを完成させた。
ねぷた村の職人・檜山和大さんは「大間のマグロの知名度は今や全国区。強運を引き寄せる新たな縁起物として広めたい」と話している。
大間のマグロねぷたは、全長約10センチ。同施設のほか、青森市のアスパム、マエダストア大間店などで販売している。1個1800円(税込み)。
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April 21, 2020 at 08:36AM
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