春を告げる珍味「シロウオ」“伝統漁法”で漁師らがすくい上げる 徳島・阿南市
更新:2020/02/24 12:09
徳島県阿南市では春の訪れを告げる魚「シロウオ」の漁が行われています。
徳島県阿南市椿町を流れる椿川の河口付近ではこの時期、板を組んだ足場に漁師の姿が並びます。漁師らは「四つ手網」と呼ばれる2m四方の大きな網を川底に沈め、産卵のために遡上してくるシロウオの群れを川からすくい上げます。体長4cm~5cmほどの透明なシロウオを足場から目を凝らしながら探し、時折石を投げこんで網の中へと誘導します。
シロウオは生きたままポン酢や酢醤油を付けて食べる“踊り食い”が春の珍味として最も美味しいとされていますが、天ぷらやすまし汁なども人気です。
2月初旬に始まったシロウオ漁は4月頃まで続けられます。
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February 24, 2020 at 10:09AM
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