
曇天が続き、じめっとした空気が重い。梅雨入りである。この漁師町の記事に使う写真には、必ず海が入るように心掛けているのだが、海の写真は難しい。海面が空の色を映すため、晴天時と曇天や雨天時では、海の写り方が全く違うのだ。
筆者も人の子、きれいな写真を載せたいので、天気予報とにらめっこをしながら、なるべく青空がのぞきそうな日を狙って取材に行くのだが、スケジュールの都合で思い通りにいかないこともある。
琵琶湖西岸にある大津市の堅田に行った際は、天気予報は曇りだったと記憶している。しかし、資料館を見学し、町を歩きまわっているうちに大粒の雨が降ってきた。これと思う撮影場所から写真を撮ったが、帰宅後に確認するとやはりいただけない。堅田は自宅から車で1時間ちょっとの距離。日を改めて、写真を1枚撮るだけに往復した。
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June 19, 2020 at 03:16PM
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旅ゆけば漁師町:空が引き出す海の表情 - 毎日新聞
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